土塀造り

2024年 7月 施工

まずは躯体造りから

土を塗るために割竹をかきつけていく”竹小舞”

 1回目の土塗り

 荒木田と呼ばれる粘土質の土に稲わら、水を加え混ぜた物を3ヶ月ほど寝かせて発酵した物を塗っていきます

竹の間に土を食い込ませていくように

 1回目塗ってから2週間ほどが経って、水分が抜けてきてひび割れをしてきます

 2週間ほどが経ち水分が抜けてひび割れてきました

 2回目は振るった荒木田に藁すさ、水、今回は実験も兼ねて細かく砕いた瓦に墨を混ぜて黒っぽく

鉄板で屋根を伏せていきます

あえて防錆加工はせず、経年変化を楽しむ為に

屋根も葺きあがり、重厚感のある土塀になりました